19795年にNECがPC8001を発売しました。日本で初めてのパーソナルコンピータ(実際は・・・)という触れ込みでした。
当時の価格が何と168,000円!
メモリはたったの16Kでした。画面解像度は160×100 pixでした。
外部記憶はフロッピーディスクで20-40万円もしました。しかも1Mしか容量がありませんでした。
ディスプレイもブラウン管のカラーの場合20万円くらいだった記憶があります。
それでも、当時は最強のPCと言われ大歓迎され25万台も販売されました。

PC8001の功罪はマニアの持ち物とされていたPCが一般の人達が手に入れられるようになったことです。
それまでコンピュータは莫大な値段で個人が持つことは不可能でした。
PC8001の出現により個人がなんとかPCを手に入ることができるようになりました。

今や、10万円も出せばディスプレイや外部記憶を含んだフルセットのPCが、メモリーと外部記憶容量は当時と比較して100万倍、CPU速度は8000倍もの凄いPCを簡単に手に入れることができます。
正に隔世の感があります。その進歩は改良レベルでなく革命が起きたくらいの感覚です。

これからもPCは発展して行くでしょうし、社会の構造もPCやWEBにより変わって行くでしょう。
絶えず勉強を続けないと、あまりに早い時代の流れに追いてゆけなくなります。
PCやWEBの世界がこれからどのように変わって行くのか楽しみです。